ペンケースから学んだ企業文化

私の体験談です。

以前ネットでペンケースを購入しました。
デザインも材質も希望通りで、届くのを楽しみにしていました。
ところが、届いてみると2ヶ所に不備があり、仕方なく返品のための電話連絡をすることに。
電話口に出た男性はとても感じの良い方で、心を込めて詫びたうえで、的確に返品手続きの指示をしてくださいました。
その後、メールでも返品手続きの方法をお知らせくださるという念の入り様です。
この時既に私の中には、「返品させて貰えてよかったなあ」という気持ちが湧き上がっていました。

そして、返品手続きをした数日後、その会社から包みが届きました。
「あれ?何も買ってないんだけどなあ」と思いながら開けてみると、
なんと、手書きの詫び状とお詫びの品ではありませんか!
忙しいであろう仕事の合間に手紙を書いてくださったことを想像すると、感激もひとしおです。
あまたの購入者の一人でしかない者へ、わざわざ詫び状を綴る。
なかなか出来ることではありません。
メールで済ませる会社が圧倒的に多いのではないでしょうか。
この時、「機会があったら、またこのお店で買おう」と思ったのでした。

更に驚いたのはその後です。
こんなに行き届いているショップは一体どういうところなんだろう?
と、お店のサイトから会社概要を見ることにしました。
見てビックリ。
昭和20年代から続いている会社で、社員が200名もいます。

これだけの従業員を擁しながらも、これほどのきめ細やかな対応ができるのは、全社で共有されている行動指針があるからに違いありません。
そして、それが浸透し実行する力があるから、70年近く企業を存続させることができるのです。

企業文化が従業員みんなに浸透すると、一つのベクトル上で意思決定が出来るようになります。
そして、その継続により更によい空気が広がり、永く続く会社が出来上がるのです。
たった一つのペンケースから活きた事例を勉強することができ、とてもよい体験となりました。

  対応エリア

中央区他、東京23区

※その他地域もご相談に応じます

FBページ きれいごと経営実践講座