素敵なオフィスに潜む罠

サイボウズの日本橋オフィスや楽天のクリムゾンハウスなど、

従来の常識を覆すようなオフィス環境が次々と創造されています。

世界に目を向ければ、Appleや今をときめくAirbnbなどのオフィスもそれはそれは斬新です。

とはいえ元々がアメリカからの流れではありますが。

 

今や、こうした先進的な企業だけでなく、

日本の伝統的な企業でもオフィスに手を入れて、

フリーアドレスを推進する動きがあります。

 

事務作業をするのに適した従来の画一的な空間からの脱却。

というと、とてもカッコイイのですが、

こうした時流に乗った素敵なオフィスが増えるにつれ、

なんとなく違和感を覚えるのも事実です。

 

日本の企業の中には、

・脚光を浴びている一部の先進的な企業がやっているから

・オフィスを綺麗にしたらイメージアップするから

というお門違いの理由でフリーアドレス化を進めているところもあります。

 

フリーアドレスで部署間の対話を増やすはずだったのに、

理想のオフィスを実現するために、あれやこれや欲張っていたら、

スペースが足りなくなり、別のビルを借りる羽目になった。

という笑えない話もあります。

 

何のためにオフィス環境を刷新するのか、

原点に立ち返ることが大切です。

 

対外的なイメージアップのためですか?

であれば、即座に中止すべきです。

投資に値しません。無駄です。

 

もう一度胸に手を当てて考えてみましょう。

本当の目的は、会社に関わる人同士の対話を増やしたり、

社員の創造性を育む環境をつくるためではありませんでしたか?

 

先述のAirbnbでは、「暮らすように旅しよう」

という社是を体現したオフィスづくりをしています。

たとえば、世界各国に実在する家屋をモチーフに会議室や食堂や打ち合わせスペースを作る、

という念の入りようです。

社是を体現した場所で働けば、おのずと社員に社是が浸透するからですね。

 

オフィスは大切な会社と社員を包む器です。

会社の方針や社員の意識に大きな影響を及ぼします。

理念に沿わないオフィス環境の刷新は厳に慎みましょう。

 

☆本日のきれいごと

「素敵なオフィスは何のため?理念に沿わない刷新は慎もう。」

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