頼られすぎる社長

最近、「会社の現状診断」というサービスを始めたこともあり、

会社の課題やビジョンをお伺いする機会がこれまで以上に増えました。

 

先般、ある会社で診断をお試しいただいた時の話です。

この社長は豪放磊落でありながら冷静沈着な視点も持ち合わせた方で、私も大変尊敬しています。

こんな方ですから、予想通り社内の問題点についても的確に捉え、

現状を厳しく採点されていました。

 

社長から「ぜひ他の役員にもやって欲しい。」と依頼され、

日を改めて実施することになりました。

 

ところが、役員にやっていただくと軒並み高得点なのです。

「だって、こんなにいい社長いないですよ。」

というセリフつきで。

 

社長の認識よりも役員からの評価が高い会社。

とっても良い会社な感じがしますよね。

確かに一般的には良い会社でしょう。

しかし、紙一重の危うさも孕んでいます。

 

なぜなら、リーダーシップと高い能力を持ち合わせている社長だと、

「社長が何とかしてくれる」

と役員までが頼り切ってしまうのです。

 

では、役員や社員に自分事として意識を共有していただくには、

どうすればよいと思いますか?

 

それには、やはり哲学に基づく企業文化づくりと浸透しかありません。

また、ある程度権限を委譲することも大切です。

企業文化が浸透すれば、同じ方向性で意思決定ができるようになります。

必然的に、自律性が養え、権限も委譲できるのです。

 

経営を担う醍醐味を味わって貰うことで、自分事に繋げる。

ぜひ取り組んでみてください。

 

☆本日のきれいごと

「頼れると頼りっぱなしは紙一重。企業文化の醸成で自律性を養おう」

  対応エリア

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