採算を度外視する経営者

職業柄日々様々な経営者にお会いしますが、

中には採算度外視でボランティアのようなことを考えている方もいらっしゃいます。

自分のスキルが世の役に立てればお金にはこだわらない。

熱意と想いが全て。

という方です。

 

一見、「理想と崇高な理念を追い求める清廉な経営者」

といえなくもないですが、

悲しいかな、それでは片手落ちです。

 

私は常日頃、

「経営者の哲学・在り方が経営を大きく左右します。」

と説いていますが、

当然ながら在り方さえあれば良いというものではありません。

 

かの二宮尊徳翁の格言に

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」

というものがあります。

 

人倫にもとる経営は論外ですし、

我欲のみを追求する経営は、最初は多少儲かったとしても、やがて廃れます。

永続性を追求するためには、身の丈に合った経営をする必要があります。

経営者の嘘偽りのない生き様で経営に取り組む必然性はここにあります。

 

とはいえ、実現に経済力が必要なのは、言わずもがなです。

なぜなら経済(利益)がなければ、会社が存続することはできないからです。

哲学(在り方)と理論(やり方)は会社経営において両輪です。

どちらが欠けても成り立ちません。

 

経営に必要なのは、順序とバランスです。

在り方が先で、やり方は後。

いうなれば、在り方はOSで、やり方はアプリケーションソフトです。

二つ揃わなければ用をなしませんし、

正しく使うには順番を守る必要があります。

 

あなたの経営理念をより永く多くの人に伝えるためにも、

在り方とやり方の順序とバランスを守り、採算を合わせ、

健全に利益をあげていきましょう。

 

☆本日のきれいごと

「在り方とやり方はOS とアプリケーションの如し。どちらが欠けても成り立たず。」

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